昨日もカリグラフィーのレッスンがありました。
お仕事が忙しいKさんは、月に一回くらい日にちを合わせて、レッスンに来ていただいています。
いよいよカッパープレート体です。
今までにやったイタリック体やゴシック体とは、ペン先もペン軸も変わります。


筆圧をかけることによって、ペン先が開いてインクが出てきます。
文字の大きさ太さは、筆圧でコントロールします。とても微妙な力加減です。
私にとって、カッパープレート体は、カリグラフィーを習い始めた頃、あこがれの書体でした。
繊細なラインに、美しいカーブ。どうやって書いたらあんなに美しいラインが出せるのか・・・
目標はカッパープレート体が書けるようになることでしたが、カリグラフィーはやればやるほど奥が深く、未だに美しいラインが書けません。
個人的にはカッパープレート体単独の作品は、線が細くてボリュームが出ないので、敬遠してしまいます。
というか、ラインに自信があれば書けるのだと思いますが・・・
なので、他の書体とミックスして作品に活かそうと思っています。

これはゴシック体をアレンジさせた書体(黒)の間に、同じ文章でカッパープレート体(白)を入れました。

この本はアマゾンで購入しました。「眠れる森の美女」とても美しい絵本です。
このうちの一ページを作品にしました。
最初は、全ページを作品にしようと意気込んで作り始めたのですが、この一作で断念です。

<42×30>
全体はこんな感じ。
入れていた額は、他の作品に使うため、すでに取り外し、紙に挟んでしまい込んでいました。

ギルディングした金箔も剥がれています。
もう少し大事に取り扱わないと・・・反省です。
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