
かつて母が使っていたレザークラフトの道具です
母は器用な人で
レザークラフトのほか鎌倉剃りなどもやっていました
歳をとって使わなくなってしまった道具
何年か前に譲り受けました
私も使うことなくずっとしまっていました

道具がこんなに揃っているのだからできないことはないでしょう
材料となる革を近くの手芸店で見つけたので
私もようやく作ってみることにしました
作るものは斧のカバーです
最近ウェスタンパパがハマっているキャンプ
薪を割るのに使う斧ですが
購入時に薄っぺらいゴムカバーしかついていなくて
危ないから作って欲しいと言われていました
型紙を作って革をカットします

ハトメという名前だったでしょうか
ビスのようなもので留めていきます
その穴を開ける位置を決めます

一旦サイズを合わせ調整

二枚を合わせ渋い色のビス5個で留めました
良い感じに出来てきました
あとは抜け落ちないようにベルト部分をつけたら完成です
ベルトはスナップボタンで留めます

完成しました
縫い合わせるというやり方もありましたが
時間もかかるし針を革に通すのが大変そうだったのでやめました
このビスの感じが無骨でカッコ良いかも
また柄の部分の保護用にも革を巻きました
柄の部分が薪に当たって削れたりするのを防ぐためだそうです
こちらも色違いのビスで留めました
今回、レザークラフトの道具を持っていても全く使ったことがなかったら
きっと出来なかったと思います
高校生の時に母の横で
見様見真似で小物を作ったこともあったので
思い出しながら作ることができました

その時作った小銭いれが出てきました
ふくろうの目をスナップボタンにしてますね
機能とデザインを考えているな。とちょっと感心
刻印で模様を入れ色を塗ってます
母が愛用していた道具を
この年になって使うことになるとは・・・
簡単なものだったら作ってみるのも楽しいかも
まだ革が残っているので何か作ってみようかな
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