
5月のワークショップで好評だった
アンティーク風インクボトル
元々は生徒さんが私の使っているインクボトルをご覧になり
同じものを作りたい・・・から始まったワークショップでした
せっかくボトルを作るのだから
その土台を作ってしまおう
ということで
ステンドグラス工房MAーRUーさんにお願いして作っていただきました
アンティーク風に仕上げるために
ガラスは波板ガラスを使い
ワイヤーはブラック仕上げの加工をしています

ご興味のある方はこちらに詳しく載せていますので
どうぞご覧ください→☆

小さなポリポット(直径6cm)に移し替えたミモザの新芽は
だいぶ葉が出てきました
このポリポットの数が残りわずかだったので
それ以外のミモザは
種まき用の連結ポットに残したままになっていました
かなりの数があり
育てようかどうしようか迷いました
水をあげなければすぐに枯れます
ですが・・・
種から芽が出た小さな苗たちをを放っておけなくて・・・
とりあえず水を上げていました
結局そのまま成長
新たなポリポット(直径9cm)を購入してそちらに植えることにしました

ベランダの手すり部分に並べています

全部で50個以上
かなりの猛暑
エアコンの室外機もあり
過酷な環境の中
なんとか枯れずにいます
この中の幾つがしっかりとした苗に育ってくれるかな

バックの柄ができたところで
上に文字を書きます
これはガッシュのパーマネントホワイトで
ペンはブラウゼの1mmです
文章は
ある小説の一部で
窓の外には素晴らしいお庭が広がっているという一文
バックグラウンドで作った緑の部分の形は窓をイメージしてます
窓なのだから窓枠らしきものを描きたい・・・
と思いました

この作品を収めるための額を購入しました
燻したような銀色の枠です
これからイメージした窓枠は
グレーの窓枠
鉛筆でデッサンしてみよう
ということで書いたのですが・・・
思うように書けませんでした


なんか汚らしい
石を積んだ壁
開けられた窓・・・のイメージなのですが・・・(ノ_<)
何度か書き直しましたが
もうわからなくなってきたので諦めて終了
横に作者名と作品名を
カッパープレート体で入れました

文字のX-heightは1.5mmと2.5mmです
小い〜〜〜
なのでGペンで書いてます
LEONARDTのGペンは程よく柔らかいので
小さいカッパープレート体を書いた時でも
ラインの強弱が出るのでオススメです

作品展のための作品作りが進行しています
バックグラウンドを作って
その上に文字を書く予定です
水彩紙の上に透明水彩絵の具の色と柄をどのように出すか
その上に文字を書いた時どうなるのか
色々な実験をしました
グラデーション、ぼかしをしたいのだけど
どちらも経験不足のため
絵の具が思うように表れてくれません
グラデーションやぼかしは偶然現れる面白さがあると思うのですが
そこへ導くための技術がないのです
本番の紙で思うようにいかなかったら
一からやり直しだし
かといって上手くいくまで練習を続ける時間と忍耐力がない

絵の具はあきらめ水彩色鉛筆を使うことにしました
ある程度コントロールできそうなので
色鉛筆を塗ったところに筆で水をつけます
やってみてわかったのですが
こちらも難しい💦
筆で水をつける時
どの方向に筆を動かすかによって
流れが変わるし水の加減次第では筆の跡が残ってしまう・・・
実験ではまずまず成功したので
本番の紙に施したいと思います

本番の紙は水彩紙の中目(細めの在庫がなくて仕方なく中目)
紙の凹凸がやや気になります
このように色鉛筆なら大体見当をつけて色を置いていけます
このあと水でぼかします
さあどうなることやら

上に書く文字の練習
センター揃え、前揃え、後ろ揃え
パソコンなら操作一つでできることも
手作業でいちいち書き比べます
アトランダムでいこう
1行の文字数、レイアウト・・・
ここが一番時間がかかるところです

レイアウトが決まったら
飾りのフローリッシュをどこにどのように入れるのか・・・・
ここでふと
スペースに比べて文字のボリュームが多くない?
文字の大きさとペンサイズを変えてみてはどうか・・・
こうやって行ったり来たりしながら
作品作りをしています
後半はまた今度

先日受けたワークショップの後
作品を作っています
ワークショップ資料の中に興味深い文字があり
それを参考に文字を作りました(a〜z)
文字を並べて文章にします
スペーシングを考え文字の形を活かすように並べる
この作業がとても面白かった(-∀-)
次にそれをどのように表現するか
ツールや絵の具、書き方・・・
いろいろ試した結果
画像のようになりました
1番の特量は輪郭を描く(ドローイング)時に
なめらかに描くのではなく波線で描いたこと
グリーンのガッシュに
くるみインクでグラデーションをつけ
色の変化をつけました
ただしこの書き方はとても時間がかかるのです
1文字2-3分 文字によっては4-5分かかりました

描いているところの動画はこちら→☆(インスタグラム: 動画2=輪郭 動画3=着色)

次に大文字部分にギルディングをします
まずジェッソを盛ります
久しぶりに行うギルディングです
ここでミスをしてしまいました
ジェッソの濃度が濃かったため
盛ったジェッソの表面が凸凹してしまいました
もう後戻りできないのでやるしかないです


盛ったジェッソをメノウ棒で研きます
研き方によっては
この後の金箔を貼った時に差が出るので
丁寧に研きます
ジェッソ部分が光っているのがわかりますか

(写真と説明を飛ばし・・・)
金箔が無事に貼れました
やはり若干の凸凹は金箔にも表れてしまいました
もうこれは諦めました

ドットにギルディングしたもの
逆にこちらは濃度の濃いジェッソが功を奏し
綺麗に盛り上がりました

心残りはありますがここまで完成
あとは作者名を書き仕上げます

Kさんのカッパープレート体終了作品
46×43cmの大作です
イタリック・ゴシックと着実にこなして3書体目の作品になります
文字はくるみインクでウサギやトランプの挿絵は色鉛筆をプラス
あえて難しいフローリッシュは入れずに
軽いカーブのついたアセンダーをリズムよく
丁寧に入れられたのが成功しています
次はローマンキャピタル体ですね

こちらはNさんのローマンキャピタル体終了作品
紙の雰囲気に
白い花、囲みのライン・茶色(くるみインク)の文字がとても相性よくまとまっています

こちらも同じくNさんのカッパープレート体の終了作品
小さな作品ですが
いつもレイアウトにセンスの良さが表れます

Tさんのヴァーサル体終了作品
写真では見にくいですが
くるみインクで書いてインクが乾かないうちに
オレンジの絵の具を垂らします
1文字1文字グラデーションができ面白い作品になりました
isのところにイタリック体の文字を入れたのもお面白いです

Kさんのカッパープレート体終了作品
ちょうど並行してカリグレイスコープのレッスンを受けられていたので
そちらもプラス
お気に入りの観葉植物の名前を6分割のカリグレイスコープで
説明書きをカッパープレート体で
グリーンが爽やかな作品になりました

Hさんのカッパープレート体終了作品
行の初めの大文字とタイトルのフローリッシュ
たくさん練習されました
お茶好きなHさんならではの作品です
次はローマンキャピタル体です