
ペンレストの土台となるガラスにエッチングをしています
私のエッチングの方法は
ガラスを腐食させる溶剤を使います
下準備からすべて息が抜けない作業が続きます

最初に
ガラスのサイズ(4×4cm)にカットしたマスキングシートに
図柄を写し取り
デザインカッターでペン型と文字をカットします
(ガラスの裏側に貼るので文字は反転してます)


そのシートをガラスに貼ります
密着していないと溶剤が入り込んでしまうので
上からしっかり擦ります
ペンの中の*マークとペンのスリットは
マスキングシートを別にカットして(*はクラフトパンチで型抜きしたもの)
位置を定め後から貼ります
(この部分は腐食しないので柄になります)

溶剤を筆でガラスに乗せます
(溶剤を乗せたガラスは左側に)
腐食に時間が15分かかります
次のガラスもスタンバイしています

エッチング溶剤は綺麗なブルーです
図柄の部分にしっかり溶剤が乗っているか
光に当ててチェックします
気泡が入り込むと綺麗に腐食しません
大きな気泡は針で穴を開けたり端に動かしたり忙しいです

ここで油断すると文字が欠けたりしてボツになります >_<
15分でタイマーが順次鳴る度に
水で洗い流していきます
シートを剥がし綺麗に水分を拭き取るまで
出来上がり状態はわからないのでドキドキします

上手く腐食できないと
このように斑になります
文字や図柄が欠けるといったミスは無くなりましたが
今回はムラムラが出来てしまいました
今回の成功率 7/10
3個失敗・・・まあまあでしょうか・・・
次はインクボトルスタンドのエッチング〜〜〜
失敗を減らしたいです

日本に帰国中イタリック体のレッスンに来られていたSさんは
四日間のレッスンを終えタイに帰られました
(1日目2日目3日目の記事→☆)
最終日はペンサイズC-4で
クルミインクやガッシュも試しながら文章を書いていただきました

帰ってからもカードや作品が作れるように
作品用紙に飾り罫や簡単なお花の書き方を練習しました
材料や道具が揃っていないタイに帰られて
不自由無く練習できるかいろいろ心配です
たくさん練習されると聞いたので
インクが無くならないように
どんな紙にも滲みが少ないクルミインクをお分けしました
(一人暮らしする子供に荷物を持たせるような気分^_^;です)
量もたっぷりあるので
次回来られる時まで大丈夫でしょう
たった四日間のレッスンでしたが
終わりの時間が近づくにつれ
寂しい気持ちになりました(。´・(ェ)・)
タイに帰られてもお元気で〜〜ヽ(*>□<*)ノ
もう一つ嬉しいほうの話題は
文字を書くことが好きで練習熱心な Iさんが
イタリック体が終わられた時点で
日本カリグラフィースクールの検定試験レベル判定テストにチャレンジしました
2014年から始まったこの試験
教室 "atelier anzy anzy" では第一号の受験者になります
結果が気になっていましたが
レッスンに結果を持って来てくださり
高い評価をいただいてました☆
おめでとうございます
現在ゴシック体練習中です
カリグラフィーに熱心に取り組む姿勢は見習わなければなりません
レッスンを通して
私も皆さんから刺激をいただいています
*********************************

インスタグラムに作品を載せています
https://www.instagram.com/anzyanzy/

インクボトルスタンド新バージョンの続きです
考えたスタイルを形にするため
「ステンドグラス工房MA-RU-」へ打ち合わせに行って来ました
ここは私がステンドグラスを習ったことがあるお教室
家のすぐ近くにありましたが
昨年移転し(少しだけ遠くなりました)
スペースも広くなって素敵なお教室になっていました

道具や材料がたくさん並んでいます

ステンドグラスの先生はお母様で
娘のmaruさんは
ガラスを使ったアクセサリーや雑貨の製作販売をされてます
お仕事がとても丁寧で正確です
2年前からコラボして作っているペンレスト
私がエッチングしたガラスをmaruさんが加工して仕上げます


今回のインクボトルスタンドも
エッチングを入れデザインはペンレストと合わせる予定です
その他
サイズや細かいフォームは相談してほぼ決まりました
現在試作品が出来上がるのを待っています
いつも以上にワクワクしています ^_^
*********************************

インスタグラムに作品を載せています
https://www.instagram.com/anzyanzy/

画像のインクボトルスタンドは
3年半前からこの形で定着していますが
この瓶に行き着くまでしばらく時間がかかりました
(瓶の形によってワイヤーのデザインも少しずつ変わって来ました)
瓶の色がちょうどアンティークな感じで
カリグラフィーとの相性もいいのでとても気に入ってます
しばらく作っていなかったこの商品を
10月に入ってからボチボチ製作を始めているのですが・・・
(12月のカリグラフィーマルシェ販売のため)
ワイヤー部分のデザイン変更を考えていましたが・・・
そんなことより肝心の
瓶が・・・汗汗汗
先日調達しにお店に行ったところ・・無くなっていまして・・・
ネットで探すも見つからず・・・・汗汗汗
この際、瓶の形も変更しようかと様々な瓶を物色し
新たな瓶を見つけ注文したところでした
が、しかし・・・届いた瓶は思っていたより小さく
色も透明なので、ずいぶんイメージも変わり
土台のワイヤーとのバランスが・・・・
んーーー難しいところ。。悩みます
ということをある日レッスンで生徒さんにお話ししたら
「その瓶その店に売ってましたよ!」と(ガーーーン)
私の探し方が甘かったみたいで別の売り場にあったようです
後日瓶を買いに行き無事にゲットできました
このインクスタンドの注文を受けていたので
ひとまず安心しました
という記事を書こうと思っていましたが・・・
実は
この間に
ネットで購入し届いた小さく透明な瓶を眺めているうちに
新しいインクボトルスタンドの形が舞い降りて来ました!!
・・・・すみません興奮しています

私が早とちりして買わなければきっと思いつかなかった
新バージョン!!
ここから新しい展開が始まりそうです♪
長くなりそうなので
この続きは次回に ^_^

9月の上旬に一通のメールが来ました
現在タイ在住のSさん(日本の女性の方)
カリグラフィーを習いたいのだけど、バンコクにお教室が無く
独学でやろうにも限界があり、きちんと習いたいと思っていて
今度所用で日本に帰国する時にイタリック体を教えていただけないか
日本での滞在期間は10日間
3日間の用事以外の日はフリーなので
その間に文字が書けるところまで・・・
メールでやり取りし
期間中何度かレッスンに来ていただき
練習とチェックをしながら進めて行くことにしました
そして先週帰国されたSさん
さっそく帰国した翌日に来ていただきました
一日目

予定の2時間半、少し時間は延びましたが小文字26文字と

文章もここまで書けました
正直一日でここまで書けるとは思っていませんでした
Sさん集中力がすごいです
文字を書くリズムはゆっくりでとてもいいです
丁寧にしっかりお手本を見て書いています
二日目

大文字が終わりました(フ〜)
ここまでくればどんどん書いていきましょう
三日目
写真を撮り忘れました
書いて来た文字をチェックした後
この日はペンサイズを小さくしC-3で文章を書いてもらいました
あとフローリッシュを少し
まだ文字は安定していませんが
かなり上達して来ました
タイに帰るまでに
ある程度書けるようにして差し上げたいと思っています
彼女も不安らしくギリギリまで見て欲しいということで
あと一回(合計4回)
帰国の日にレッスンを希望されました
Sさんはカリグラフィーをとても真剣にとらえ
学ぼうとする姿勢は素晴らしいです
そして今後は
タイに帰った後もしばらくオンラインで添削して欲しいことと
次回帰国する時にはゴシック体を習いたいということを
お願いされました
何とかお力になりたいと思っています
さあ、あと一日
がんばっていきましょう
*********************************

インスタグラムに作品を載せています
https://www.instagram.com/anzyanzy/

あいにくの雨でしたが
昨日はカリ友のUちゃんSちゃんと
「KAPPAN WEST」
西日本で活躍する活版印刷関連の企業のイベントへ行って来ました
このご案内はカリグラフィーのレッスンに来ているMさんからいただきました
Mさんはまだ小さいお子さんがいらっしゃるのに一人で会社を立ち上げた
ママさん起業家です
カリグラフィーはお仕事に活かすため昨年から始められてます

イベントは雨にも関わらずたくさんの方が集まっていました
業界の方も若い方が多く熱気に溢れていました
活版印刷・・温もりがあっていいですよね
MさんのHPはこちらです→大枝活版室

帰りに東◯ハンズへ寄ってこちらをゲット
先日のレッスンで生徒さんから教えてもらいました
定規の裏にローラーが着いていて
平行線が簡単に引けます(縦・横・斜め・円)
ガイドラインを引く時間の短縮になります
*********************************

インスタグラムに作品を載せています
https://www.instagram.com/anzyanzy/

昨日はナガサワ文具「ラ・レットル・ドゥ・コウベ」にて
カリグレイスコープの体験教室でした
前回(6月)と同じ内容で4分割のカリグレイスコープです
1時からと3時からそれぞれ4名ずつ参加されました
(前回のようす→☆)
前半の方々はデザインに時間がかかり
色を塗る時間が短かかったので
後半は少しペースアップで進めてゆったり色塗りまで出来ました

前回重い思いをして持って行って好評だった色鉛筆(ホルベイン150色セット)を
今回もキャリーバッグに入れて持って行きました
案の定会場に入られた皆さんから
「わ〜」と声が漏れて来ました(色鉛筆!見た目にも良い仕事してます)
今回は鉛筆が全部尖ってますよ
前回は卸したての色鉛筆だったので
先がそんなに尖っていませんでした(削るのも勇気が・・)
色を塗る時にやはり使いにくいので
今回は150本削りました!(小さな削り器で)
しかも前日のレッスン中にカリカリやっておりました(笑)
その甲斐あって細かなところまで丁寧に塗っていただけたかな
塗りかたの説明もし易かったです ^_^
やっぱり道具は大事ですね
参加された皆さまお疲れ様でした
良かったらカリグレイスコープいろいろ作ってみてください

カリグラフィーの友達であり
タッセル、カルトナージュ、フランス額装の先生でもある
TちゃんHさんが運営するFilamyの作品が
「クラフト&フラワーvol.Ⅲ」に掲載され
その出版記念の作品展が大阪と東京で開催されます
タッセルとホームデコレーション
とてもセンスが良くてその本の表紙にも選ばれました

期間中は展示と販売
ワークショップもあるようです
ご興味のある方ぜひ行ってみてください
素敵な作品に出会えますよ

カリグレイスコープ作品の画像がたまって来たのでご報告します
地道にカリグレイスコープレッスンに通われるTさん
6分割【AG】
配色が美しく万華鏡らしいデザインです

6分割単語【happy】
言葉に合わせたデザインと色選びを工夫されてます

こちらは課題で出した「可読性のないカリグレイスコープ」
一見何の文字が書かれているのかわかりません
あえて読みにくいように作ります
可読性がない・・・
どういうものかと言うと
たとえば私が以前描いたものですが

これは【G】
中央で文字が重なることで
何の文字が書かれているのかわかりにくいパターンです

こちらは【F】
文字の重なり+色の塗り方で分かりにくくなっています

こちら【YD】
先に目に飛び込んでくる色を前面に出して錯覚するパターン

こちらは【L】
単体のLを最初からアレンジしているので
カリグレイスコープにした時、より複雑になります
これら可読性のない”カリグレイスコープ”
是非作っていただきたいです
何が書かれているのか見つけるのも楽しいですよ

こちらは先日体験レッスンにMさんが持って来られた
アイシングクッキーです
こちらのクッキーを作って販売もされているそうです
ここに文字を入れたいと言うことで
カッパープレート体をこれから練習することになりました
クリスマスのクッキーに間に合うように
これからがんばっていきましょう