二作目は一作目と違う形でやってみようと思います
インターネットで「羊皮紙パネル」の作り方を見つけたので
手順に沿ってやってみました

作品のサイズに合わせて厚み5.5mmのベニヤ板を
ホームセンターでカットしてもらいました
(15×23.8cm)
ここに羊皮紙を水張りしようという作戦です

白い紙も同じ大きさに合わせてカット
羊皮紙と板の間に挟んで
板が水で濡れて木目が羊皮紙に移るのを防ぐためです

羊皮紙をカット
!!ここで私は大きなミスをしていました
のりしろ部分を9mmしか取っていませんでした
(ネットでは3cm位ありました)
もともと2枚目の作品に関しては
1枚目を作って残ったサイズの中でデザインを考えたため
のりしろ部分を取る余裕がありませんでした
9mmののりしろで大丈夫だろうというのは甘かったです

さらにネットの画像を真似て四隅をカット
このことがさらに後で苦労することになります

羊皮紙を水で濡らします
!!ここでも思わぬことが起こりました
水に濡れた羊皮紙は質感が変わり
表裏か分からなくなりました
そこで水に浸している間に
別の羊皮紙を濡らして確かめなければならなくなり
本番の羊皮紙を長時間水に浸すことになりました

板に合わせて位置を見ようとしたところ
羊皮紙が微妙に縮んでいました(汗)
濡れると縮むのー?
もともとギリギリの大きさでカットしてるので
少し縮んだだけで板を覆えません
板がむき出しになるー(汗汗汗)
羊皮紙を引っぱり裏側で止めるにも
のりしろ部分が少なくて引っ張るのも一苦労

ホチキスで止めては外しを繰り返し
前面のベニヤ板をほぼ覆うことができました
羊皮紙の端を引っぱり続け
もう指が痛い〜〜〜

貼り終えました(この時点では羊皮紙は濡れています)
後は乾くのを待つだけです
でもですね〜
数時間後に見ると今度は羊皮紙が浮いてきて
貼った時より表面はうねって膨らんでいます(汗)
なぜ膨らむのーー?
半分諦めて2−3日放っておいたら
今度は完全に乾燥して羊皮紙は平らになっていました
不思議です〜〜

でもよく見ると隅の方にはシワがありますね
これくらい仕方ないかな
(もう貼り直したくない)
この羊皮紙の作品展では
とにかく自由な作品作りを求められています
が・・自由もなにも、やったことが無いので
その都度考え悩みながら作るしかありません
失敗も成功も初めてのことばかり
でもこれって今までとはちょっと違うんです
ワクワク感と緊張感を楽しんでいる自分が・・・
これから何が起こるか分かりませんが
楽しんで作れたらいいなと思います
今日で8月も終わり
いよいよ追い込みに入らねば・・・

いよいよ今週の火曜日 8月30日から
カリグラファース・ギルド展が始まります
私の作品のカリグレイスコープ部分をちらりと・・
この後さらに白を塗り重ね
取り返しつかなくなりました
(白く塗ったところは消せず結局そのまま提出しました)
「The Moon」と書いたカリグレイスコープ
柔らかな青白い光
神秘的な月のイメージで作りました
月のカリグレイスコープは
実は2年前にも描いています

カリグレイスコープ「moon」
背景の色が白だったので
黄色みがかった月にしました
その時
黒や紺を背景に月を描いてみたいな・・・と
思ったのが今回の作品の始まりです
作品の締め切りの5月に
色々なことが重なって
動揺しまくりで書いた作品になっちゃいましたが・・・
第7回カリグラファーズ・ギルド展
[会期] 8月30日(火)〜9月4日(日) 11:00〜18:30 (最終日は13:30まで)
[会場] ギャラリーくぼた 東京都中央区京橋2-7-11
東京会場が終わると次は関西です。9月13日〜
全ての作品がやって来ます。また近くになったらお知らせしますね
くわしくはこちらをご覧下さい。↓
色々なイベントもありますよ。
第7回カリグラファーズ・ギルド展

猛暑の続く大阪ですが
ほんの少し秋めいて来たような気がします
ついに羊皮紙に文字を書きました
人生初です
ペンはブラウゼ 絵の具はガッシュ
打っ付け本番の清書です
が・・1ストローク書いた瞬間に
「これは、あかん」汗汗汗
ペン先が羊皮紙に触れ
そこからガッシュが出て行く感じが・・
紙に書くのとは違う・う・う・
流れ出るガッシュが
紙面の場所によって変わるので一定に書けない・・・
絵の具がはじかれ文字が欠けるは
羊皮紙の傷にペンを取られそうになるは
でも途中で止めてはいけないと思い
一気に書きました

中央の危険地帯
羊皮紙のシワシワと傷の中を勢いで突破しました
何も分からないまま軽い気持ちで書き出したので
とにかく進んで行くだけでした
最初からわかっていたらきっと書き出せなかったと思います
装備の無いまま
ジャングルや沼地、乾燥地帯を探検した感じ
初めてって恐ろしい〜〜
その後
文字が欠けたところや不細工な文字・・
書き足しで直せるところに修正を加えました
赤い文字は修正が目立ちそうでできませんでした

あとはギルディングと額装が残ってます
仕上がりまでまだ道は険しそうです
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カリグラフィー・カリグレイスコープ教室
「APRICOT HOUSE」
レッスンご希望の方はこちらをどうぞ
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インスタグラムに作品を載せています
https://www.instagram.com/anzyanzy/

板に羊皮紙を貼付けた後で
表面をヤスリ掛けしていないことに気づきました
(本当は貼付ける前にした方が良かったのかな・・)
私が文字を書くのは羊皮紙の外側(毛側)の面なので
割とつるっとしています
ヤスリは800番
全体にザッと掛けました
中央部分のシワと細かな傷のようなものは残ったままです
どこまでヤスリ掛けすれば良いのかわからないので
適当なところで止めました

絵の具がはじくのを防ぐために
パミスを振りかけます
羊皮紙の油分を取ってくれます

次はにじみ止めにガムサンダラックを軽くまぶしました
いよいよ文字を入れます
日曜日にワークショップに参加して来ました
「ルーリングペンを使って文字やラインを自由に表現する・・」
今まで、この分野はあまりやったことが無く
はっきり言って苦手です
今後の勉強のために受けました
自由に書くということがどれだけ難しいか・・・
分かったことは
少しやったくらいでは
とても書けないと言うことでしょうか


連日、最高気温が体温より高い日が続いている大阪です
朝からすでに気温は上昇
掃除や洗濯・・・家事は朝の涼しいうちに
というのはとても無理でして・・
それでもクーラーはかけずに一気に家事を済ませ
その後は一息♡
私はいつもアイスティーにアンズシロップを入れて飲んでいます
(グラスはモロゾフのプリンカップ
〜捨てられず丈夫なのでむしろ愛用してます ^_^;)
汗が引いて気分もリラックス
今日の作業に入ります

赤ちゃんのよだれかけではありません
先日カットした羊皮紙(半分)をベニヤ板に貼付けました
マスキングテープは書く時に羊皮紙の縁が
手に当たってストレスにならないよう貼ってます

マスキングテープを貼る前はこちら
ホチキスで左側と下側を止めたところで
こんなに紙面が波打っていたら書けない・・・
と思って上部に霧吹で水をかけて
羊皮紙を引っ張りながら右上側をホチキスで止めたところです
どうせ水をかけるなら全体にかけて
羊皮紙を引っ張り平らにすれば良かったのに
何故か中途半端なことをしてしまいました
中央は細かなシワ・下側は波打ったままです
そもそもこのやり方が正解かどうかわかりませんが
この羊皮紙の独特の形と質感を活かしてみたいので
試行錯誤しながらやってみます
(かなり大胆?)
<報告>
大怪我をして首にコルセットを着けていた息子くん3号ですが
先週、ついにコルセットを外す許可が出ました
まだ激しい運動は禁止ですが日常生活には何の支障もありません
元の息子くん3号に戻りました
若干首が細くなり背も高くなったかもo(^▽^)o

10月に行なわれる作品展に向けて
書き入れる文字のフォームチェックをしてます
文章・文字・レイアウトが決まり
書く度に文字が少しずつ変化するので
文字の形の最終確認をしています
ここまではいつもの作業なのですが・・・
この後がなかなか進みません
というのも今回の作品展
ちょっと今までとは違います
私もこれを扱うのは初めてでして・・・

いきなりですが
これはいったい何をしているところでしょう
紙の間に挟んで上から重し代わりに本を乗せています

正解はこれ ”羊皮紙”です
実はLETTERSNOWメンバーで
〜YO・HI・SHI<羊皮紙>〜3areasカリグラフィー作品展
の参加が決まってまして・・・
3月にはトライアルでイニシャルを書き
6月に本番用の羊皮紙を渡されてましたが
渡された状態(筒状に丸く)のまま放置していたためか
それとも元々こうなのか・・・
とにかく癖が強くて・・・
しばらくこうやって平に伸ばしてみたのですが
やっぱりクルッと戻ってしまいました
でものんびりもしていられないのです
9月中旬からはギルド展が始まるので
それまでになんとか作品を2点作らないとなりません
考えていても始まらないので
思いっきり行くことに決めました

1枚の羊皮紙を2枚にカット
作品用紙ができました
さあこれからです

写真左:
上の子が鯛の尾に付いてる塩を触って舐めるところ
2番目の孫の百日のお祝いをしました
最初の孫のときは私が ”お食い初め” の料理をネットで調べ
見よう見まねで作りました
今回はお嫁さんが担当
前回撮っておいた写真があったので
それを見ながらディスプレイして
簡単だけどみんなでお祝いしました
孫は二人とも誕生月が一緒なので
行事がいつも同じ季節になって分かりやすいんですよね
2年毎に同じ行事をしてる感じですね
最近、朝夕の空気がほんの少し秋めいて来た気がします
気温は朝からかなり高めですけどね
今は秋の作品展に向けて作品制作中で
家の一通りの用事を終えると
クーラーをかけて家にこもって作業してます
完成までしばらく続きそうです

おまけ
最近、夜になると明かりに誘われて
窓にヤモリが表れます
(体長5cm位)

先日のカリグレイスコープのワークショップで
メルツペンの紹介用に作りました
カリグレイスコープ ”B"
メルツペンはHOLBEINが開発した商品で
色鉛筆を溶かす溶剤が含まれているので
ぼかし効果があります
他にボトルタイプもあるようですが
これはペン型なのでお手軽です
今までカリグレイスコープの道具の紹介をする時に
メルツペンを試してもらうものの
実際どんな仕上がりになるのか
見本を用意していませんでした
それで今回ワークショップの前日に
慌てて作りました
色鉛筆が溶けていく感じが面白くて結構はまってしまいました
ワークショップでは
サラッと説明しただけでしたが
用意したメルツペンを何人かの方が買われました
良かったら色鉛筆と合わせて使ってみて下さいね
私ももっと色々と試してみたいのですが・・・
現在、作品作りに負われていて・・
メルツペンはあの後しまったままです >_<
時間ができたら
また遊んでみたいです
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カリグラフィー・カリグレイスコープ教室
「APRICOT HOUSE」
レッスンご希望の方はこちらをどうぞ
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インスタグラムに作品を載せています
https://www.instagram.com/anzyanzy/

とても暑かった昨日
LETTERSNOW主宰のワークショップに
7名の方が参加して下さいました
タイトルのとおり
カリグレイスコープ初めての方対象のワークショップです

2時間半で4分割と6分割の作り方と色塗り・・・
少し時間はオーバーしましたが
皆さんほぼ完成することができました
実はカリグレイスコープ
4分割・6分割を一度にやるのは初めてでして・・
時間的にハードになるなと予想していました
通常は4分割・6分割それぞれ1時間半位かかります
そこで作り方の説明のあと仕上げの作品は
お好きな方一つにしていただきました
伝えたいことがたくさんあったのですが
じっくり説明出来なかったことが少し残念です
(というか、私がもっと工夫すればできたのかな)

説明しきれない分は私の作品を見ていただいて
参考にしていただけたらなと思って
たくさん並べました
最後はバタバタしてしまいましたが・・
皆さんにカリグレイスコープの面白さ
伝わったかな〜〜
色々反省点もあり大変勉強になったワークショップでした
参加して下さった皆様
お疲れさまでした