
5月のワークショップで好評だった
アンティーク風インクボトル
元々は生徒さんが私の使っているインクボトルをご覧になり
同じものを作りたい・・・から始まったワークショップでした
せっかくボトルを作るのだから
その土台を作ってしまおう
ということで
ステンドグラス工房MAーRUーさんにお願いして作っていただきました
アンティーク風に仕上げるために
ガラスは波板ガラスを使い
ワイヤーはブラック仕上げの加工をしています

ご興味のある方はこちらに詳しく載せていますので
どうぞご覧ください→☆

ある物の箱が作りたくて
以前お世話になった大枝活版印刷室さんに活版印刷をお願いしました
実は今回お願いしたのは
カードの状態での印刷のみになりました
本当は箱まで作っていただきたかったのですが
規定のサイズの箱しかなくて
私の希望するサイズを作るのは別注になってしまうらしく断念
前に作っていただいた活版の部分を持ち込み
紙のサイズと印刷の位置、インクの色を指定して
100枚印刷していただきました

1束50枚 全100枚!!
この紙は
実は箱の外箱になります・・・・
ということは・・・・
中箱は自分で作ります。。。と言って
活版印刷をお願いした次第です

ジャーン
作ってありますよ〜
中箱
これがまた
紙選びからサイズ・作り方まで
サンプルをいくつも作って実験しました
紙は平和紙業さんのショールームへ行って紙選びして
決まったのが「ケンラン」の厚さ225kg
作り方・サイズを決めるのも大変でしたがなんとか決まりました

この一枚の印刷された紙を外箱に仕上げます
外箱は筒状になり
いわゆるマッチ箱タイプの箱になります

紙に折り目を入れているのが見えるでしょうか
活版印刷していただいた紙の厚みが相当あり
普通に折ると外側に亀裂が入ってしまいます
前に大枝活版印刷室さんで作っていただいた箱を研究したら
折り線が二本あることがわかりました

測った位置に道具を使って線を型押しする感じで二本ずつ引きます
これがまた結構細かくて・・・
0.5mmずれても仕上がりの箱のサイズに影響してくるのですよ

外箱と中箱
微妙なサイズの違いで合わないものが出てきてしまいました
これに懲りず
箱作るぞ〜〜〜〜〜

洋書風のニブケースが完成しました
写真がたくさんあるので
作った工程をざっと書いてみます

中箱を作ります
マッチ箱の要領です
紙はヴィファールを使っているのでしっかりしています

スクラップブッキング用のシートで本の表紙を作ります
写真ではわかりにくいですが
洋書をイメージして
暗めの色、布目調だったり皮目調だったり

表になる部分に文字を入れます(ガッシュ:金色)
文字の高さは3mmです
12.5mmのものと比較すると小ささがわかりますね
拡大鏡がないと書けません


表紙の文字はゴシック体とカッパープレート体の2種類書きました
こちらはポインテッドペンを収納するのに良いかな

背表紙を書きます
小さな文字はローマンキャピタル高さ1mmです

文字入れができたら
並べて色止めのスプレーをかけます
私はヘアスプレーをいつも使っています

表紙を中箱に貼り付けたら
最後の仕上げは
背表紙以外の3面に極細い線を入れます

できました〜〜
並べて遊びます(#^.^#)

残すはラッピングです
こちらのニブケースは
8月19日(木)から22日(日)まで開催予定の
カリグラフィーマルシェ(れたなう主催)で販売いたします
ご興味のある方はこちらをご覧ください→☆

一週間前に
インクを入れるのにちょうど良さそうなガラス瓶を3種類見つけて購入しました
そのうちの2種類の瓶にラベルを作って貼ってみました
左の青いガラス瓶は化粧クリーム用30ml
粉末状のくるみインクを水で溶いて保管するのにちょうど良さそうです
右のスポイド付きガラス瓶はアロマオイル用10ml
量の多いインクを小分けして入れたり
他の瓶にインクを移し替える時に使います

瓶の大きさだとラベルはかなり小さくなるので
サイズ2倍の大きさに図案を書きました
力が入りかなり手の込んだ模様になってしまいました

できたものを2分の1に縮小コピーします
周りをカットして

くるみインクでアンティーク風に色づけします
塗りすぎでせっかくの柄が見えにくくなってしまいました

キャンドルのロウをカッターで削って
アイロンで熱を加えます(クッキングシートに挟んで)
ロウ引きという作業になります

ロウ引きしたもの
なんだか絆創膏みたいです

ロウ引きに使用したキャンドルがアロマキャンドルだったので
出来上がりのラベルから良い香りがしていますo(^▽^)o
これを両面テープで瓶に貼ったら出来上がりです

こんな作業をしていたら
ダイニングテーブルの上はこのような状態に

楽しくて無我夢中で作っていました
もう一つの瓶にもラベルを作りました
それはまたのちほど